疲れ目が起こるしくみ
疲れ目は、目の中の毛様体筋が疲労することで起こります。
毛様体筋は、目のレンズ(水晶体)の厚さを調節してピントを合わせる役目をしている筋肉です。
私たちが目を動かすたびに、瞬時にピントが合うのはこの毛様体筋の働きによりますが、目を酷使すると、毛様体筋が疲れて、眼精疲労が生じてきます。
アスタキサンチンはこの毛様体筋の調整機能をよくする効果も期待できます。
ピントの調整機能が改善
眼精疲労を訴える39名を2つのグループに分けて、一方にだけ4週間にわたってアスタキサンチンをとってもらった研究があります。
それによると、アスタキサンチンをとっていたグループのほうが、ピントを調整する機能が改善されていたと報告されています(図)。
加えて、アスタキサンチン摂取群では、自覚症状にもよい影響がみられました。
具体的には、「眼が疲れやすい」「眼がかすむ」「眼の奥が痛い」「しょぼしょぼする」などの症状がやわらいだといった声が聞かれたというのです。
パソコンの画面などを長時間にわたって見続ける仕事(VDT作業)をしているような人にも、アスタキサンチンはぜひおすすめです。