からだにそなわった病気と闘う力
私たちのからだには、生まれながら病気と闘う力がそなわっています。「免疫」と呼ばれるしくみです。
免疫は、いわば体内に配備された軍隊で、白血球と呼ばれる兵隊が、日夜、からだのなかを巡回し、見慣れぬ異物を見つけると、すぐさま集結し、見事なチームプレーでやっつけます。
こうした免疫の力がしっかり働いているかぎり、私たちはおおむね健康でいられます。病原菌に感染したり、がんが発生することもないのです。
白血球の活性をぐんと高める
コエンザイムＱ１０を積極的にとっていると、免疫力の活性化にも役立ちます。これがコエンザイムＱ１０の健康効果を支える第三の働きです。
免疫に働く白血球の活性は、年をとるにつれて弱っていきます。その背景には、加齢にともなって白血球細胞のなかのコエンザイムＱ１０が減ることが一因になっています。
ですから、コエンザイムＱ１０を外部から積極的に補うと、白血球のエネルギー生産が活発になり、その結果、免疫力がぐんと高まるというわけです。
風邪をひきやすい人は要注意
加齢のみならず、過度のストレスや偏食、不規則な生活リズムなどによっても、白血球の活性が衰えることがわかっています。
とくに日頃からカゼをひきやすい人は、免疫力が落ちている証拠です。
がんや感染症にかかりやすくなる中高年世代の方はもちろん、若い世代の人たちも、病気に負けないからだをつくるために、積極的にコエンザイムＱ１０の補給に励むことをおすすめします。