各種カロチノイドはガン・眼病対策に効果あり

特性の合わせ技でガンや白内障・黄斑変性症に勝つ

西野 輔翼 著 2003.02.14 発行
ISBN 4-89295-433-0 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


目次

各種カロチノイドはガン・眼病対策に効果あり


まえがき―特性の合わせ技でガンや白内障・黄斑変性症に勝つ

第一章 カロチノイドとは何か
   ・動植物に広く存在するカロチノイド
      緑黄色の野菜や果物に多く含まれる
      脂溶性で酸化されやすい
      体内で生成できない
      ビタミンAもカロチノイドから
   ・β‐カロチンはなぜ注目されたのか
      ビタミンA活性能力が高い
      β‐カロチンの抗酸化作用
      「β‐カロチン神話」の崩壊
      臨床試験のやり方に問題が……
   ・改めて脚光を浴びることになった理由
      広がるカロチノイドの研究対象
      色から見たカロチノイド
        《緑色の野菜や果物》
        《黄〜赤色の野菜や果物》
        《黄〜橙色の野菜や果物》
      野菜や果物に見るカロチノイドの量

第二章 ガンなど生活習慣病を撃退!
   ・カロチノイドでガンを未然に防ぐ
      体内から見つかったカロチノイド
      各器官に蓄積されて役割を分担
      活性酸素から細胞を守る
      体内でカロチノイドはどう変化するか
   ・各種カロチノイドのもつ特異性
      発ガンを抑制する食品
      動物実験でわかったこと
   ・α‐カロチンの発ガン抑制効果
      β‐カロチンを凌ぐ発ガン抑制作用
   ・リコピンの発ガン抑制効果
      リコピン単独でも有効
   ・その他のカロチノイドも発ガン抑制
      ルテインの発ガン抑制効果
      ゼアキサンチンの発ガン抑制効果 
      フコキサンチンの発ガン抑制効果
      アスタキサンチンの作用の多様性
        @脂質の酸化防止
        A悪玉コレステロールの低下
        B動脈硬化の予防と改善
        C糖尿病性白内障の進行抑制
        Dストレスなどによる免疫力低下の抑制
        F紫外線による皮膚の酸化損傷防止
        G炎症の抑制
   ・複合カロチノイドの発ガン予防効果
      各種ガン予防に最適な配合で開発
   ・糖尿病や血管障害を予防する
      カロチノイドで糖尿病を予防
      動脈硬化を防ぐ

第三章 カロチノイドは目の障害を改善
   ・活性酸素がもたらす目の病気
      現代人の目は退化している
      眼病も生活習慣病の一種
      目の病気と活性酸素
   ・失明の恐れもある黄斑変性症とは
      一四〇〇万人ものアメリカ人が罹患
      黄斑部の脂質の酸化が原因
   ・眼に存在するカロチノイド
      ルテインとゼアキサンチン
      ブルーベリー同様の効用
    〈コラム「加齢老化」と「光老化」

第四章 無理なく効率よく摂る方法
   ・偏食は禁物、野菜は調理して量多く
      好ましい食のスタイル
      緑黄色野菜は加熱しても大丈夫
   ・カロチン不足を補うには
      なかなか満たせない一日の摂取量
      サプリメントで摂ることも有用


その他の各種ビタミン関連書籍